2004年09月03日

6年ぶりの再会に・・・

今度、某自動車会社さんの仕事で、ちょっとしたお芝居をやる事になりました。
台本を書くのと平行して、演じていただく役者さんのオーディション。
プロデューサーに使いたい役者が数人いるから、オーディションに参加させて欲しいとお願いしました。

で、役の中に6年前にうちの劇団の公演に客演してもらったSさんという役者さんにピッタリのキャラがあったので、Sさんにオーディションへ来て頂く事にしました。

オーディション当日。
僕は審査員席に座っているので、誰が到着しているかは解りません。
アシスタントから「○○さん入りました」
の言葉で解るだけ。
「Sさん、入りました!」
6年ぶりの再会にドキドキ。
Sさんは二枚目の俳優さんで、いつも真面目なモテる役が多い。
そんな人にコミカルな倉庫作業員役をやってもらえば、僕の予想外の笑いが生まれる。
そう思ってキャスティングしようと思いました。

で、Sさんがオーディション会場へ・・・
んっ?
違う。
僕の知ってるSさんじゃない!

そうです。
6年経って、ハゲていたのです・・・
Sさんにやってもらおうと思っていた役は、ちょっと情けないいじめられキャラ。
スタイル抜群の二枚目が、ドジな事になるからおかしいのに。
ちょっと太ったハゲオヤジがやったら、笑えないって・・・

休憩になりトイレの鏡を見た瞬間、人の事は言えないなと寂しい気持ちが生まれました。
(注、僕はハゲてないですけど・・・)

at 14:12 
とんでもな日々